私がこのページの掲示責任者になったのは、別に希望したからというわけではなかった。
ただ、掲示責任者を毎年変更するのは手続きが面倒くさく、2年おきに変更という形にすると、適任者が私以外居なかったからというそれだけの理由である。
だから、特にこれまでやる気を出してきたことはなかったし、未だにたいしてやる気はない｡
当然、たまには更新もしているが、何個か文章を増やしたに過ぎないし､これらの作成に辺り利用したソフトはメモ帳だけである｡
そもそも何のためにこのページが存在しているのだろうか？
こんな風に感じるときも今まで何回もあった。
考えてみれば､ホームページ自体何のために存在しているのかということすら、よくわからない｡
情報をしまっておく本代わりなのかもしれないが､現実的には世の中に役立っているページはかなり少ないだろう｡
このページもまた､そんな意味不明なページの一つであることは否めない。
囲将会というサークルの紹介に多少は役立つかもしれないが､掲載している内容はたいして普段の活動と関係のないものもかなりある。
少なくとも､私の作成したコンテンツは関連ないものが多いことは間違えない。
このページの存在理由、存在意義……。
そもそも、このページを初めに作成しだした人は何のためにこのページを作ったのか？
宣伝目的ならば､これはそんなに宣伝効果のあるものなのだろうか？
「このページを見て囲将会に入りたいと思いました」なんて人は過去に居たためしがあったのか？
少なくとも私の記憶にはない｡
では､ただ趣味で作っていて､宣伝云々は関係ない、ただの自己満足的なページなのだろうか？
これは、半分はあたっているような気もするが､半分は間違っている。
確かに、私がこのページを作る際には、誰かにどんな内容を載せればいいのか？というようなことを訊くことはないし、自分の載せたいものを載せている。
この点では、この仮定はただしいといえるだろう。
しかし、責任者自体は代代受け継がれてきた（そんなに歴史は深いはずないけど…）ものだし、今後も引き継がれていくという点においては、これは正しくない。
始めにも書いたように、私はいやいやというか、無理やり責任者になっているのであって、趣味で作りたいからこのページを作っているというわけではないのである｡
しかし、こんなことは考えていてもしようもないことなのだろう｡
結局のところ重要なのは、今現在このページが存在していて､私がこのページを管理・作成しているということである。
特に何を目指したい、という意思が私ないしは他の囲将会員にない限りはこれで問題ないはずだ｡
このホームページは何を目指しているのか？
これは私自身よく分かっていない。
まぁ、適当に自分で解釈してこのページを見てくれ、というのが本音である。
著者記す