茨城県…ここは私にとって非常に思い入れの深い県である。
まず、第一にここは千葉県の隣。
何しろ自宅からめちゃくちゃ近い。
ゆえに、ここに行く機会は小学生あるいは幼稚園のときからかなりあり、私にとってはさまざまな思い出の残る県であるということができる。
遠足で連れて行かされるわ、釣りに行ってみるわ、友人の親の弔問に行ってみるわと本当に何回も足を踏み入れた。
だから、自信を持ってこの県は紹介できるはず……なんだが、実はそうでもない。
なぜならば、この県は本当に奥が深いから。
この県は観光スポットとしての能力だけでなく、学術的にも研究施設があったり、原子力発電所があったり、首都移転の最有力候補地だったりとあまりにもいろいろなジャンルで重要な地位を占めている。
しかも、それなのにもかかわらず、さまざまな人に馬鹿にされつづけ、ただの何にも無い田舎だと思われているという、本当に不思議な県なのだ。
一種のミステリーゾーンと考えていいだろう。
さらにすごい事には、茨城県自体がこのことを認識しているということだ。
そのことは、数年前の茨城県のPR用CMで判明した。
このときのキャッチフレーズは今でも忘れられない、いや、忘れようが無い。
だって、だって、……「もったいない、もったいない、茨城もったいない」だぜ?
あまりにすごすぎる。
ていうか、これを考えた奴のセンスは一体どうなってるんだ?
これは、「すばらしい」というイメージを与えるキャッチフレーズなのか?
うーっむ……。
それはさておき、茨城県の観光ね。
プラン1
茨城といえば、私のイメージですぐ浮かぶのはここ。
やっぱり筑波山だねぇ。
この山の何がそんなにすごいのかというと…、…ん?……思いつかないや。
いや、よくわかんないんだけど、この山にしょっちゅう行ってたんだわ。
合計すれば10回前後は行ったことあるでしょう、多分。
小学校の遠足とかでもつれてかれたし…。
ともかく、ようわからんが、茨城を観光したいんなら、まずここに行け!
これでとりあえず山は大丈夫だ。
しかし、茨城をこれだけだと思ってはいけない。
この県は何しろ「もったいない茨城」なのだ。
当然ここは山だけではない。
海だろうが、湖だろうが何でもござれ!
プラン2
茨城は万能なので、観光資源は決して山だけではありません。
当然水系も強いです。
私が行ったことがあるのは多分上にあげた辺り。
勿来(「なこそ」と読む)とかにも行ったか、小アジかなんか釣りに。
まぁ、どうでもいいや。
それはおいといて、大洗港はいいね。
確か、ここには水族館かなんかもあったような気がした。
売ってる魚介類もすばらしいので、行く価値はあるはず。
日立港はやっぱり釣りで行ったのかな?
あんまりつれなかった覚えがあるが、一応挙げちゃった。
霞ヶ浦に関しては説明の必要すらないはず。
ここは広いぞぉ、すごく浅いけど。
透明度も当然のことながら全然ないし。
ここは何で行ったんだっけ?
少年野球の合宿の帰りかなんかになぜかよったような覚えがあるんだが…。
まぁ、いいや。
とりあえず、ここも行っておけ。
涸沼はねぇ、うーんと、…行った事あるから一応あげてみたけど、ホントにマイナーだし見所もなぁ…。
あ、一応遊泳可能だよ。
泳いでみたら?
汚いけどさ。
水系であとあげておきたいのはっと…、やっぱりこの辺かな?
プラン3
この辺は絶対に抑えときたいね。
まず、利根川。
ここは言わずと知れた流域面積日本一の川。
まぁ、一応日本一なんだから、たいして見る価値無い気もするけど、見てやってよ。
一方、袋田の滝はすごいよ。
ここは本当に見て「す、すげぇ〜」って思うところ。
あまり近づけない華厳の滝なんかよりも、よっぽどすごく感じると思う。
かなり近くまでいけるんだか、滝の裏にいけるんだか、ちょっと記憶は飛んでるけど、本当にここは見ごたえあり。
冬場は見たこと無いけど、冬はこの滝が凍るっていう話だし、絶対に行くべきだね。
あとはどこかなぁ?
やっぱりこの辺?
プラン4
茨城県の県庁所在地水戸ははずせないかな。
ここには何しろ偕楽園とかってあったよねぇ?
行ったこと無いんだけどさ。
水戸自体にはいったことあるんだけどねぇ。
あと、有名なのはやっぱり納豆。
納豆といえば水戸納豆だな。
マニアックな人々にはこういうツアーもお薦め。
プラン5
これもやってみると面白いかもね。
茨城県には何しろ電車に混じってディーゼル車が走ってるからね。
私が個人的に乗ったことあるのは関東鉄道常総線だけだけど、このディーゼル車も結構すごかったよ。
何がすごいって、…やっぱ料金かな?
1駅ごとに100円以上料金が上がるのは当然だから。
そのくらいの料金設定の世界よ、この辺は。
単線とか、駅員と運転手兼業とかでも驚いちゃだめだよ。
それに対して、常磐線というのはれっきとした電車。
私も普段通学に利用してるんだけど、この電車はレベル高いよ。
めちゃくちゃ混んでるだけじゃないよ。
区間はちょっと忘れちゃったけど、土浦とどこかの間だったかな?、とにかく、電車内の電灯が消える区間があるんだわ。
これは、地磁気観測所が近くにあるから、それに影響を与えないように交流と直流を切り替えるためにおきるとかおきないとかなんだけど、詳しいことは忘れちゃった。
他に電灯が消える電車なんかあるか?
ここ以外聞いたことも見たことも無いんだが。
ここに紹介したのは茨城県の一部。
本当の茨城の実力は、まだまだこんなものではなく、計り知れないものがあるといっていいだろう。
とにかく、茨城は侮っちゃだめ。