腐り姫

04:01 [MRrain] おおおおおぐぉぉぉぅぅぅぁぁぁぉぉぉぉぉおおお
04:02 [MRrain] よかったです。最高でした。冗談抜きですばらしかったです。
04:03 [MRrain] ああああああ、いろいろとネタばらしたくなる……
04:07 [MRrain] やっぱり、あっちのエンドのほうが、ベストなんだろうね…。ほんとすばらしいです。



これは、えーと、徹夜で最初にトゥルーエンドみた直後のIRCでの書き込みです。なんか、あとで冷静になってみてみると、 馬鹿みたいですね。ともかく、そんなわけで再びれいんのレビュー。今回はライアーソフトの腐り姫です。 実は、まだ、シーン2つと画像1つが埋まってない状態なんですけどね。
このゲーム、かなり演出が凝ってます。画面の中にキャラが配置され、その上で時々アップになるというか。 まぁ、これは実際にゲーム画面見るしかないと思いますけど、けっこう、映画みたいな感じです。
絵は、特に背景がよかったかな。
あの独特のタッチが相当気に入りました。
ストーリーは、記憶を失った主人公が、同じ4日間を繰り返すごとに、少しずつそれを取り戻してく、ってものですが。 ですが。繰り返すたびに、かなり違ったことになるので、同じ文章を繰り返し読まされることもほとんどないです。 システムも、メッセージスキップと読み返しがあるので、それだけで十分でしょう。
Hシーンは、かなりいろいろある上に、けっこう濃かったような気がします。
音楽は、……実は、環境がおかしくて、なぜか鳴りません。なぜだぁぁ。きっと、ゲームの魅力の半分以上を損なってることでしょう。 新しく作ったマシン、何とかして安定させられないかなぁ。
まぁ、それはともかく。

繰り返される4日間の中では、順に、各ヒロインのシナリオをクリアしていくことになります。
で、ヒロインについて…書くことあるかなぁ。

まず、主人公の恋人、伊勢きりこ。主人公を連れ戻しに来ています。もしかしたら、一番報われないのかもしれない。 なんていうか、うん。彼女にはけっこう同情しますねぇ。何とか救ってあげたい、と思ったキャラでした。

次に、主人公の従兄弟で幼馴染、簸川夏生。主人公の記憶を、何とか取り戻させようとしています。
こいつは、…自業自得じゃないかなぁ、とか思ったりもしましたが。性格的には、好きですけどね。
それから、主人公の義理の母、簸川芳野。この人も、なんていうか、かわいそうな人だとは思います。
でも、他にはあまりコメントしようがない気がする…。

主人公の義妹、簸川潤。最初、主人公を嫌ってます。でも、けっこう健気だったり、好きですね、このキャラ。
そして蔵女。主人公の死んだ妹、樹里にそっくりな外見。そのためか、潤は彼女のことを毛嫌いしています。
しかし、あまりにも鍵を握りすぎてるので、このくらいしか書けません。最初、本当に殺してやりたいと思ったくらいですが、 最後のほうで、全て許す気になりました。


うーむ、何かいてもネタばれにしかならなそうな気がします。まず、なんてーか、キャラに萌えるような話じゃないです。
どのキャラも、それなりに暗いものを抱えてますし。
最初の時点では話にわからないところが多すぎて、ちょうど、パズルのピースを埋めてくような感じです。
逆に、かなりいろいろクリアすると、各キャラの行動にいちいち理由があるのがよくわかるようになってます。思い出してみれば、ってやつ。
最後のほうの展開は、ほんとに、見事でした。
かなりいいできだったと思います。ぜひやってみるべきでしょう。


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