歌月十夜

TYPE-MOON





 目が覚めて軽い眩暈。
 いつものコトだと深呼吸をしたら、窓の外には真っ黒いカラスの姿。
 気を取り直して学校に向かったら、いつもの道を霊柩車が通り過ぎた。






 このゲームを始めたきっかけは自分でもよくわからない。ただレポートがたまり、余りにやる気が起きない時にふと思い出したように始めたんだと思う。 しかしこれはどう考えても失敗だった。歌月十夜は月姫のファンディスクである。そしてえろげというか同人げーとは言ってもエロ度はやたらに低い。 もともとそんなのを期待して私はゲームをプレイしていたわけでは無いから特に問題は無い。内容としては十分やりがいがあると思う。 というか難しい。難易度は月姫とは比べ物にならない。このゲームの骨子は繰り返される同じ1日。つまり同じ1日を何度もプレイすることにより真相に近づいていくという、Dejavu型のゲームだ。 これが実にわかりづらく、セーブなどはまるで役に立たない。というかセーブをしてしまうと返って話が進まずに嵌ることになる。NOセーブが基本となるだろう。 なお、内容は月姫を予めやっておかないとまるでわからないので、先に月姫をやっておくことは必須となる。歌月十夜の話は月姫のどのエンディングにも対応できるというよく出来たものだが、それでも一応月姫のエンディングは4人分は見ておいたほうが話がわかってよいだろう。 月姫のエンディングの中で特に関連性が高いと思われるのはアルクェイドのグッドエンドとシエルグッドエンドだろうと思う。歌月十夜のエンディングは一通りしか存在しない。その代わりに10個+1個のSSが存在する。 なお、私はSSは10個しか出してない。もう一つのSSがどうしても出て来ない。困った話だ。それからCG回収はゲームがDejavu型ゆえに非常に難しい。 最後まで本筋を進めると入手できないCGもあり、コンプリートするのは恐らく至難だと思われる。

 歌月十夜は本編よりも全体的にギャグ化が進んでおり、萌えげーとはかなりはずれているという認識が必要です。特にキャラ替えしてるのはアルクェイドとシエル先輩。 アルクェイドはネコ化が頻繁に起こったりデンプシーロール使ったりするし、シエル先輩はインド料理屋でぶちきれたりフリッカージャブとか使ってます。はっきり言って意味わかりません。 他のキャラも同様におかしいです。秋葉は猫又とかあるし、翡翠はSSでキャラ変わってるし、琥珀のほうき少女まじかるアンバーに至っては何なのかすらわかりません。 ヒロイン級で割とまともなのはプラスディスク登場の瀬尾晶くらいでしょうか?私は瀬尾晶がわからなくてわざわざ歌月十夜プレイ中にプラスディスクやったりしました。

ゲーム形式が形式だけにまとめづらいですけど、キーワードは以下のようなところでしょう。

   ・文化祭
   ・第7聖典
   ・世界の果て
   ・紅赤朱
   ・知恵留先生
   ・ネロ
   ・ほうき少女まじかるアンバー
   ・梅サンド
   ・夢魔

こんなもんですかね。エンディングにたどり着くのは非常に面倒です。何度もやり直すしかないでしょう。ポイントのフラグがどこで立ってるのかがわかりづらいです。 とりあえず真昼間からエロゲやったり、エロゲやりながらレポート書いたりしないようにな。



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