日記


2001年

4月前半

4月10日
授業開始

ついに本日から授業が始まりました。

先週一週間、勧誘活動に失敗した囲将会だが、全然問題無し(強がり)

部員なんか授業が始まってから増えるもんさ。

去年も多分そうだったよ、うん。

今年がどうなるかは分からないけどさ。(汗)









私は今日の授業は午前中に二つあって御終い。

はっきり言って午後は帰っても良かったんですが、誰か来るといけないし、一応部室で今日も待機。

しかし、久々に授業あると堪えますね。

現時点で来週提出のレポートが二つ溜まってます。(泣)









ちょっと課題の出題ペース速いぞ。

そのうち一個は実験のプリレポだけどさ。







まぁ、そんな事はともかく、午後は部室でずっと漫画読んでました。

不毛だなと思いつつも、もしかしたら来るかもしれない女の子をひたすら待ってました。











・・・時間の無駄でした。(泣)









だが

世の中には言葉では説明のつかないことが起こる事もある。









私が狙っていた新入生は何度も言うが女の子と先行者








しかし、そんな私の希望とは全く違う人物は突然現れた。









ここまでの書きぶりからして、この人物が雄であることはすぐに分かるだろう。

そう、驚くべき点はこの人物の性別ではない。









今日新たにやってきた驚くべき新入生、驚きなのは










彼が政治経済学部政治学科であること









ふっふっふ、ついに囲将会は本部キャンパスまで進出する事に成功したのか!

どうだ、現役諸君、私の力に恐れ入ったか?





これが新会長の力だ















・・・・・・







嘘です(笑)




別に私が勧誘したから彼は来てくれたわけではないです。

彼が文系なのに来てくれたのは、私の高校の後輩だから。

というか、私が「囲将会に来い!」というメール出したから。





本当に来てくれて、どうもありがとうございました。(大感謝)











だけどな、



先輩はそんなに甘くはないぞ!





今度来る時は







女の子5人、その他3人くらい一緒につれてくるのが義務です。







・・・文系だったら女の子たくさん居そうだなぁ。

うちの学科なんかどう考えたって一桁パーセントくらいだ。


4月9日
入会説明会

今日は囲将会にとって歴史的なイベントの有る日だった。

歴史的なイベント、それは囲将会入会説明会







過去に前例は全くなく、この告知自体がまさに異例の勧誘行為である事は間違いない。

他のサークルならばこのくらいたいしたことはないのだろう。

しかし、囲将会のような文化系で、しかも暗黒のオーラを持ったサークルではこんな活動は滅多にない。

私は高校の時から将棋をやっているが、そういった人は皆何か共通した雰囲気がある。

内向的というか、近寄りがたいというか・・・

とにかく、そういう感じがするものである。







だが、今年からはそうはいかない。





だって、私が会長なんだから





・・・本当はいろいろやってる理由は新学生会館対策なんだけどね。





まぁとにかく、今日は囲将会史上おそらく初めての入会説明会

始めに提案された時はこんなイベント、そんなに効果あるのか?という気もしたんですが、

考えてみると結構侮れません













或る人が、とある集団に入るために必要な条件はなんでしょうか?






その集団の活動内容?





実績や評判?





集団の構成員?





全て重要な要素である事は間違いないですが、恐らくどれも最も重要な要素ではありません。









最も重要な要素





それは



本人の意思







なんだ、当たり前じゃんって思うでしょ?

しかし、説明会に来るという事は、その時点で囲将会についてその人は多少なりとも興味があるわけですから、説明会に来てくれればその時点で条件クリアになります。







では、説明会の何がすごいのか?









それは



自動的に同じ新入生でかつ、同じ内容に興味を持つ眷属どもが一堂に集うという事







いわばこれは









集団催眠大作戦です





つまり、説明会という形を取る事により、新入生の心を和ませ、「皆でやれば怖くない」的な雰囲気に持っていくことができるのです。

人間、仲間がいればどうしたって気持ちが大きくなり、勢いがつきます。





説明会はこれを利用しようという愚劣な作戦なのです。







こうする事により





女の子乱獲(踊り食い)し放題





会費取り放題





おお、凄いではないか、入会説明会









で、早速その作戦を実行すべく、今日が説明会当日だったわけです。

果たしてその結果や如何に?























新入生誰も来ない





(泣)


4月8日
すまぬ、皆の衆

本日は皆様に謝らねばならないことがあります。



昨日日記書きませんでした。





当然そういうことになった理由はちゃんとあります。

あれは、いわば不慮の事故

あんなことになるとは思いもよりませんでした。









ことの始まりは、学校です。

4月7日は土曜日なので、本来なら学校はお休み。

ところが、年度始めは日程が変則的であり、日程表によればこの日は女子健康診断




これは学校に行かねば!





べつにレントゲンを覗こうとかということではないので、勘違いするな。

もしかして、女の子が部室に来てくれるかもしれないから、学校に行ったまでさ。

それに、情報リテラシがある学科もこの日あったしね。

ついでにこのあたりも狙ってました。







しかし、所詮土曜日。

女の子全く来ませんでした。(泣)

周りのサークルも活動状況が鈍かったし、人自体滅茶苦茶少ないっす。

でも、まぁ、新入生2人来たから土曜日に集合にしたのは成功だったといえるでしょう。

しかも、OBが来てくれたりして、新入生は誰も来ないにもかかわらず何故か呑みに行くことに・・・





・・・俺達をハイエナと呼びな

ハイエナのボスは私じゃないけどね(笑)








随分長く部室に居たので、呑みに行く時間はかなり遅め。

学校を出ると辺りには夜桜の下で呑む輩どもが分布しています。

「あぁ、桜の木の下には死体が埋まっているんだな」とつくづく思い、一向はそこを通り抜けてよく行く居酒屋へ。
*桜の木の下の死体=酔っ払いの凍死体

我々の向かった先は、囲将会でよく行く飲み屋、その名もまとぅり(仮名)

ここに行ってしまった事が、直後にとんでもない偶然を呼ぶことに・・・。









まとぅり(仮名)に入って少しすると、前方より見覚えのある酔っ払いが。

テンションを異常に上げた酔っ払いは囲将会へと単身突撃。

この酔っ払い、実は囲将会OBのHさん

この人は囲将会の顧問の先生の研究室の卒業生で、その顧問はこの日還暦祝いを行っていたらしいです。



なぜかまとぅり(仮名)で・・・



還暦祝いはもう2次会らしく、Hさん既に出来上がってます。

出来上がったHさんは「俺はもうここで呑む」とか言って、すっかり囲将会に居着いてしまいました。

まぁ、ここまでは問題ないです。

Hさんがその後更なるOBを召喚したり、えろーげについて熱く語ったりしてましたが、それもたいしたことではありません。

寧ろ、問題なのは顧問







どういうわけか、我々何時からか顧問の先生と一緒に呑んでました。





これは本当に珍しい体験です。

私自身、顧問の先生に会ったのはこれで2回目

初めて会ったのは、このサイトの掲示許可のはんこをもらいに行った時ですから、実に1年ぶりにお会いいたしました。

当然、初対面の人もいたはずです。

顧問の先生とその研究室の人との合同呑みは、確かに楽しかったんですが、これが致命傷になりました。





呑み会、長引きすぎ







ここまで書けばどうして日記が1日飛んだか分かりますね。

そうです。

終電に間に合わなかったんです。(泣)







仕方ないから、昨日はSさんの家に泊めていただきました。

Sさんの所に泊まるのは、私自身これが2回目の経験。

前回は確か泊まると言いつつ、ずっとタクティクスオウガのプレイ風景を見てから、漫画読んでたんで、結局寝なかったんですが。

前回読んだ漫画はなんだったかな?

確か『RED』(作:村枝賢一さん?)だったと思うな。

まぁ、いいや。

とにかく、今回もお世話になったのです。







しかし、今回は謎の合同呑みだった事もあって、ちょっと呑み過ぎでした。

2人ともかなりキテます。

呑み過ぎると人間、どうしても睡魔に襲われるものです。

戦士は休息を求められるのです。





そしてこの日もそれは例外でなく





Sさん、あっさりバタンキューです。







なんか、掛け布団の上で斜めに寝てました。

どうせなら掛け布団の中に入ればいいのに・・・















ここまで読めば勘のいい人ならお気付きでしょう。







なんでSさんが寝てる姿を私は描写できるんですか?







そうです。







私は寝てなかったんです





上にも書いたように、Sさんはあっさりバタンキューなので、私は人の家でいきなり独りだけ起きている状態に。

布団がどこにあるのかもよくわからんし、大体布団敷く場所もないし。







「・・・・・・」







一体私にどうしろというのか、神よ(泣)









(ちょっと時間経過)

・・・・・・



相変わらず、右下には斜めに横たわるSさん。

椅子をたまに蹴っ飛ばすのがちょっと邪魔。





え?



私がこの時何をしてたのかって?









えろーげやってました(泣)







人の家で、しかも一人でえろーげをやる事になろうとは・・・。



ん?





で、どのえろーげやってたかって?





Kan○nです。





全然伏せてないな。

でもやってる途中で飽きちゃったので、1月14日木曜でプレイはストップ。

この時点で時間は3時半くらいですかね。

Sさんは全く起きる気配がないです。

仕方ないので





エクセルサーガ(作:六道神士)です。
*エクセルサーガ:YOUNG KING OURS連載の漫画(なの?)。世界征服をたくらむ秘密結社のギャグ漫画。ハイルイルパラッツォ!






エクセルサーガを読み出すと、睡魔が急激に襲ってきたので、思わず床の上に陥落。

その後Sさんにけられて起きること数回あるものの、睡眠が補給できたので朝は割とすっきり起きられました。

本当に大変な一日だったなと思います。









本日のまとめ


ベルセルク読み忘れた


4月6日
他学部聴講

最近どうも新入生関連のお話ばっかだったので、今回は久々にそれはやめておきましょう。

とはいえ、





今日来てくれた4名、どうもありがとう。





またきてくれるともっと嬉しいですよ。







今日の話題はもう今年卒業してしまう4年生との会話より抜粋です。





K:「俺、他学部聴講っていうやつやってみようかなぁ・・・」
*4月3日に出てきたKさん。きのうのKさんではない。この人去年の会長なの




よもや他学部聴講とは。

卒業に必要な単位数は大丈夫だからと言っても、この人教職取ってるわけでもないしかなり意外である。



K:「でも、一人じゃちょっとなぁ」





星野:「どこの学部の講義聞きたいんですか?」





K:「学習○女子大」(即答)





星野:「・・・・・・」







なるほど、そういうことか





この人、どう考えてもただのアホです。







K:「何、星野もとりたいのか?」



星野:「いや、別にそういう・・・」



K:「まぁ、星野は単位余裕だしな。良かった、一人で取るのは心細いと思ってたんだよ。」





いや、誰も取るなんて言ってないって





しかし、Kさん勝手に話を進めます。

ジャイアニズムはズルいです。







K:「一人じゃないんだったらいいや。絶対取ろ」




星野:「いや、取らないって。Dさんとかに頼めばいいじゃないですか」




K:「何?Dが取りたいのか?おーい、D、他学部聴講する気ある?」




D:「どこの?」



K:「学習○女子大。」




D:「お前単に女子大に入ってみたいだけなんだろ?」




K:「そうだよ。文句あるか?」




D:「他学部聴講なんかするかよ。」




K:「そっか。仕方ないな。」




K:「まぁ、星野がいるからいいか。」














(泣)





何故そうなる?

ジャイアニズムはんたーい











でも、





でも・・・









思わず今年の必修科目、どのくらい有るのか考えてしまった











(泣)




・・・誰か、







こんな私に







愛の手を







・・・虚しい(泣)


4月5日
呑む

今日は私、ガイダンスが午前と午後の2連打でした。

しかし、だからといって新入生は私の日程など知ったことでは有りません。




今日も3人新入生が来てくれました(大感謝)




毎日違った3人が来ているという事は内緒。










さて、それはさておき、今日来てくれた1年生のうち、一人が7時くらいまで残ってくれました。

こうなれば我々の取るべき行動は決まっています。







そうです



新入生歓迎呑みです







たとえ、新入生が一人しかいなくても新歓やるのが囲将会。

新入生来るたびに呑んじゃうから、ちょっと懐が寂しくなっちゃうの。







まぁ、そんなことはいいんですが、部室を出てからが話は大きく展開します。

なんと、呑みに行く途中で新入生帰っちゃいました。

タダだって言ってるのにね。





何はともあれ、これで今日呑む理由は全くなくなりました。

本来ならば。

しかし、ここまで来て今更呑みをやめるわけにはいきません。

こうなったら、違った理由で呑むしか有りません。









というわけで、本日の呑みは各々違った理由を持っていました。

例えば、ある人は留年決定ヤケ呑み

またある人は、祝東海村脱出呑み

ある人は、就職活動疲れ呑み

ある人はリストラ記念呑み

と、実にさまざまな理由でした。





リストラはすぐ分かるとか言うな







そんなこんなで飲み屋かなと思いきや、新入生が居なくなってしまった事もあり、突如焼肉に変更。

これ以降はそんな焼肉終盤戦での出来事。









D:「カルビ2人前」






店員:「はい」






K:「えー、またカルビ?脂っこいじゃん」
*4月3日に登場したKさんとは別の人であることに注意





D:「じゃぁ、お前何が良いんだよ?」






そういいつつメニューを手渡すDさん。

そしてメニューを受け取ったKさんは店員にこうつげた。






K:「骨付きカルビ1人前」


4月4日
来た!!

今日は久々に健康診断という、囲将会関連の理由以外の理由をもって学校に行きました。

昨日は新入生の勧誘をしなかったので、今日こそはと思ってたんですが、

やっぱり勧誘作戦実行せず






・・・ふ、所詮はダメ人間よ。







だが





世の中そんなに捨てたもんじゃない





今日も3人も新入生が来てくれました(感動)







意外と新入生は勧誘活動とは関係なく来るもんなのかな?

よく分かりません。









しかも

3人のうちの2人は





女の子です


女の子です


女の子です





(涙)


来てくれて本当にありがとうございます

大感謝です








現在部室に来て下さった新入生の皆様に囲将会ホームページURL入りメール送信キャンペーン実行中なので、

これはすぐさま送信せねば!!









しかし、この女の子達に対するメールが一番文章が難しいのです。

というのは、

この2人麻雀メインだから





このサイトの紹介メール作るのは、囲碁や将棋をやりに来た人のものが最も簡単です。

だって、本部将棋部との違いとか、囲碁会との違いとか書けばいいんだもん。





しかし、麻雀となると話は大違いです。

一体何を主張すればいいんだ?



全く分かりません。

分からないままとりあえず文章は作成、適当にメール。

結果はあとのお楽しみ







この2人が入らなかったからって俺を恨むな。

むしろ現役部員諸君は2人が来た時に吉野屋に行っていたことを悔やみな。


4月3日
澱酔者

今日も新入生勧誘のため学校に行きました。

昨日いろいろと反省したり、次なる勧誘の作戦を考えたりしたんですが、

今日は全く勧誘活動実行せず





俺をダメ人間と呼べ








それにもかかわらず、本日も3人ほど新入生来てくれました。

そのうち、2人は昨日も来てくれた人。

どうもありがとうございます(感動)








とにかく、感謝感謝です。

来て下さった皆さんには、全員にここのURLのっけたメールを私が出してます。

この日記読んで笑ってやってください。













さて、今日の本題です。











そう、今日の本題は澱酔者

全ては帰りの電車の中での出来事です。

私はK先輩とともに山手線に揺られていました。

話題は囲将会のD先輩について。

彼は今後あまりにも過酷な人生を歩まねばならないのです。

これについては、後に代打日記を依頼する予定なので、乞うご期待。

とにかく、そんなことを2人で車内で話してました。

K:「しかし、Dも大変だよな。」



星野:「そうですね。」



K:「きっと修羅場になるんだろうな。」



星野:「そうですね、その時は代打日記書いてもらいますよ、Dさんに。」







D先輩本人がいないのをいいことに勝手に盛り上がる2人。

ここに書いたら全然意味ないじゃんって思ったけど気にするな。





結構ゆれる電車の車内。

間も無く電車は大塚駅に停車。

その時でした。







澱酔者:「ヨウ、アンちゃん」





突然目の前に座っている酔っ払いから声をかけられました。

澱酔者:「ちょっとここに座れや、空いてるんだから」



予想外の展開に戸惑う二人。

やけになれなれしいが、あんた誰?

しかも、座席は一人分しか空いてません。

隣に座っているおじ様、かなり迷惑そうな顔してます。

しかし、澱酔者はそんなことはお構いなし。

澱酔者:「空いてるんだから座ったらいいじゃないか。俺だって別に場所取ってるわけではないんだし。」



そういいながらこのおっさん、座席をバンバン叩きます。

迷惑この上ないです。

しかも、困ったことにこの人、私のほうをずっと見据えて話すんです。

確かに座席は空いてるし、座ってはダメということは無いです。

しかし、K先輩をさしおいて座席に座るなんて、偉い私には出来ません。

(どうすんじゃ?)と心の中で思いながら、K先輩に(座ったらどうですか?)という視線を送る。





だが、この願いは叶う事あたわず。

K先輩完全に他人面です(泣)

そしてなおも澱酔者の執拗な攻撃は続きます。



澱酔者:「なぁ、アンちゃん。座りなって。」



星野:「・・・・・・」







こいつが酔っ払っていることは誰が見ても明らか。

こんなの、関わんない方が絶対に得です。

だから本当は嫌ですって断りたいんですが、理由が全く浮かびません。

酔っ払いだから、下手な理由は受け付けてくれないし、本当にどうしようもありません。





座ることもせず、かといって口答えできないままごちゃごちゃと口説かれ続きます。

そのうちに、澱酔者は痺れを切らしたのか、話題を変えてきました。



澱酔者:「アンちゃん、今日は高校野球見たか?」



はぁ?

突然の話題変更に全くついていけません。

星野:「いえ、見てないですけど・・・」



澱酔者:「そうか。俺はな、茨城県出身でな。常総学院が準々決勝どうなったか見たかったんだ。」







澱酔者:「昨日はな、会社休んで見ていたんだが、今日は会社だったんだ。」







澱酔者:「今日も休みたかったんだけど、あんまり休んでばっかいると会社クビになるからな。」







その言葉は痛いだろ、おっさんよ。
*3月29日の日記『FIRE!!』参照






ああ、そうだよ。



確かに俺はリストラされたさ(泣)





くそー、なんでこんな痛いところをつかれるんだ?

やっぱサトラレですか?
*3月23日の日記『サトラレ』参照








その後澱酔者はゴニョゴニョと何かつぶやいていましたが、何言ってたのかはわかりませんでした。

やがて、電車は西日暮里駅に到着すると、澱酔者はゆっくりと腰をあげました。

そして、なぜか私の方に歩いて来ます。

(ヤベー、いきなり怒られたりすんのか?)と思ってビクついていると、澱酔者は私の両肩をその手で掴み、こう言いました。













澱酔者:「ちゃんと運動しろよ」







星野:「・・・・・・」







全く意味わかりません



運動してないから高校野球見てないと思ったのかなぁ?

全く話がつながりません。

野球見てないのは学校にいるからだし・・・。

しかも運動してれば野球見るということは、必ずしも言えないだろうし。





呆然とする私にK先輩がこんな言葉を送ってくれました。

K:「星野、今日の日記のネタもらえて良かったな。」








うん、ホントに良かったよ。

ちょっと痛かった。


4月2日
新入生勧誘

4月2日、この日はいわゆる学部入学式の日という奴である。

即ち、今日からいつでも新入生受付中だぜ、きゃもぉ〜〜ん!

別にいつでも新入部員は歓迎だけどね。

1年生以外でも常時募集中。





思えば、今年は私が会長ということもあり、勧誘については他のサークルよりも前から準備してたつもりでした。
*3月26日の日記参照

ポスターも去年の使いまわしもあるとは言え、実に6通りくらいを準備。

部室の大掃除も行いました。
*3月27日の日記参照

これだけやれば完璧です。

去年以上の効果を当然期待



あとは先行者と女の子を待つだけです。







ふっふっふ、全く死角は無い。

新学生会館だろうが、本部との競合だろうが、何でもやってこいやぁ!

















本来なら言いたいところでした



しかし





物事は思い通りにいかないもの





ポスター全然貼ってません(泣)












というのは理由があるんです。

私は無実なんです。

事のあらましを説明しましょう。





ポスターが完成したのは3月29日のことです。

この時点ではほとんどのサークルがポスターなんか貼ってません。

ここまでは作戦どおりです。

そもそも、この3月29日というのはA群の科目登録の日でして、普通学校に行く人はその用事があるために学校に行きます。

ところが、私の場合A群の単位は既に足りているため、科目登録をする必要は全くありません。

しかし、誰よりも囲将会の将来を考え、そして実行する人間であるこの私はわざわざ部室の掃除とポスター制作のためだけに学校に行ったのです。









ここまでは偉いでしょ?



皆の衆、俺を誉めろ













しかし、この日は雨が降っておりその日出来上がったポスターは室内の数箇所にしか貼ることは出来ず、その日の作業はそこで終了。

翌日30日は自分の家が常時接続のための工事だったので、それに立ち会う関係で学校には行けず。

31日は土曜だから、まぁ、休みか。

4月1日も日曜日だからお休み。

4月2日はもう新入生が来ちゃいますが、日程表見る限りでは午前中にポスター貼っとけば大丈夫そうだと思ってました。









ところが







これが大きな判断ミス










私が学校に着いたのは午前11時。





前を見やればアメフトのユニフォームを着た逞しいお兄さん達が・・・





(汗)










(汗)







(汗)












既に出遅れてます









ポスター用掲示板は既に一杯でした。









それでも何とかスペースにポスターを貼りました。

よくわからん板にポスター貼り付けて掲げて歩きました。

その結果









雄一頭ゲット



まぁ、女の子じゃなかったが良しとしよう。




彼にはその後部室を紹介してから学食の場所まで案内あげました。











そして、









私が最もショックを受けたのはその時でした









29日にポスターを主に貼ったのは学食付近。

というのは、ここは去年ポスターを剥がされずに済んだからです。







しかし、





ポスター剥がされてます(怒)







しかも腹立たしいことには





他のサークルのポスターがそこに貼ってあるんです(怒)











ここではそのサークルがどこだとは敢えて敢えて書きませんがこういった非人道的な行為は全く持ってやめて欲しいと思います。

さらに、調べたところ57号館地下に貼ったポスターは剥がされてはいませんでしたが、囲将会のポスターの上に他のサークルのポスターが貼ってありました。





本当にこういうことはやめてください









人としてのモラルの問題です。







実際、この痛手は結構大きいんですよ。

午後になって2人ほど新入生が部室に来てくれたんですが、2人とも





「ポスターも何も出てないからやってないのかと思った」



って言ってました。







出してたんですよ、ホントは





確かに今日の私の動きが遅かったことは認めよう

本当は「誰も来ないんじゃねぇの?」って思ってたことも真実







でもね、



勧誘はやってないわけじゃないし、

サークルとしての存続問題があるから









新入部員大募集だ!!





本当に来て欲しいと思ってます、新入部員。


4月1日
4月馬鹿

本日は4月1日。

これが何の日か分かるかな?

人はこの日をエイプリルフールと呼ぶ。

即ち嘘解禁デー或いはもっと言えば妄想許可日





だから今日ばかりは

「アントニオ猪木に殴られた」って言っても











「本上まなみに付き合って欲しいって言われた」って言っても









「昨日阪神が巨人に勝ったんだぜ」って言っても









いいんです、問題ないのです
*阪神が勝ったのは本当






だから、本来なら今日はこの日記は妄想日記にするつもりだったんですが、やめました。

だって、100パーセントネタ考えるのは面倒なんだもん。

別にこの日記はオチをつけようと思って書いてるわけじゃないし(3月16日は例外)。







よって、今日は昨日書くといったスキー話です。



4月1日(では全くない)
浦佐スキー班

これは今を遡ること2年も前の話である。

大学に入学したての私は、当時高校の部活で一緒だった友人と話をすることが多かった。

科目登録についてもいろいろと訊いた覚えがある。

しかし、高校の部活で一緒だった奴は全員私と違う学科。

当然登録できる科目の内容は大きく異なっている。

だから、普通に考えれば相談したところで全く意味はない。



しかし、話は水面下で進行していた。

4月の或る日、私は3人の友人とともに家路についていた。

いや、この表現は正しくない。

というのは、私以外の3人は決して帰るわけではなかったからである。

こいつらは体育局に科目登録に行く途中であった。

体育は当時から卒業には全く関係ないので、別に取る必要はない。

しかし、この3人は事もあろうかその全く必要のない体育を取ろうとしていた。

3人が取ろうとしていたのはスキーだから、まぁ、レジャー感覚なんだろう。

いつの間に3人で結託していたのかはわからない。

しかも、話を聞くとこの3人はなぜかスキーの行き先を揃えている訳でないという。

実名を出すのは良くないので、仮にこの3人をA、B、Cと呼ぶことにしよう。

Aの行き先は新潟県浦佐。

BとCの行き先はどこだったかよく覚えていないのだが、この2人は同じ所に行っていた筈である。

いずれにしても、Aは3人で話し合っただろうにもかかわらず、なぜか独りだった。

会話がこんな方向に飛び、私はこのAが可哀想に思えていた。




そんな時である。

私がこの3人より強烈にスキーに誘われたのは。

私はこのときまで体育を取るなど考えてもいなかった。

しかし、言われてみればスキーを取ること自体はそんなに悪くないのかもしれない。

というのは、スキーは短期集中型であり、キャンパスの移動といった面倒な問題は一切ない。

しかも、どうせFがつくことはないし、内容がレジャー感覚である。

なるほど、金がかかること以外にデメリットはない。

単独で申し込むのはちょっと勇気がいるが、この3人に合わせれば合宿先で浮いてしまうという問題も自動的に解消。

私は口車に乗ることにした。

そして、これが後の悲劇を生み出すことになろうとはこの時思いもよらなかった・・・。



3人の誘いも在り、私はスキーを登録した。

場所はAと同じ浦佐である。

シラバスを見てAが浦佐を選択していた理由はすぐにわかった。

というのは、浦佐班は数あるスキーの班の中で最も費用が安かったからである。

まぁ、他にもAだけ独りというのが可哀想だったという説もある。

Aが独りだったという話は実は私の勘違いだったんだろうということはその後発覚するが、登録の時点ではそう思っていた。

何はともあれ、私はスキーを登録したのである。

この後事件が発覚するのは11月の事であった。




理工展も終わり、11月も半ばに差し掛かっていた。

そんな時である。

今となってはもう思い出せないが、私は当時スキーについて何らかの疑問を抱いた。

多分くだらないことだったとは思う。

登録してから全く連絡が無いので、それで不安になったんだろう。

とにかく、いずれかの理由により、私はAにメールを出したのを覚えている。

スキーのことに関して。

翌日Aから返信のメールが届いた。

そこには予想だにしなかった回答が書かれていた。




A:「金が無いから行けないかも」





・・・・・・

(泣)





衝撃的である。

よもや人をスキーに誘った本人が行かないとは。

しかしまだ期待できる部分もある。

あくまでかもだ、かも





この淡い希望が打ち砕かれたのは1月のことである。

Aが金を体育局に振り込まなかった時点ですべては確定した。







ハメラレた







私はそう思った。

しかし、このトラップはこんなに底の浅いものではない。

浦佐スキー班はまさに、学校ぐるみのトラップであった。







そのことに気付いたのはスキーの直前のことだった。

考えてみれば、そんなのシラバスを見た瞬間に気付くべきだったのだが、気付いたのは後期試験終わってからである。







スキー合宿開始日





それは2月14日








いわゆるバレンタインデー








そんな日に








何が楽しゅうて独りで浦佐に現地集合なんだ?俺(泣)








まぁ、そうは言ってもスキー自体は楽しかったし、結果的には全く問題なかったんですが、行く前はすごく憂鬱でした。

また、スキーに行って、初日にAの犠牲者は私だけではなかったことが発覚。

夕食の時にたまたま一緒になったO君もまたAの犠牲者。

彼もまた、同じ手口でハメラレテ独り寂しくスキーに来ていたのでした。







そう言えば、合宿で知り合った人たちなんですが、全く連絡とってません。

まぁ、別段連絡取る気があるわけでもないからいいんですが、あの時の写真ってどうなったんだ?

ちょっと気になりつつあります。

今更送られてもとは思うけどね。








なんか纏まらないけど、これ以上書くこともないので今日はこれにて御終い。


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